混沌を極めるアメリカの大統領選挙
アメリカ理解(2016/05/27)、、「選挙人登録制度」、「特別代議員制度」、「世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」

https://www.rt.com/usa/344507-sanders-clinton-california-tie/
いまアメリカの大統領選挙は混沌を極めています。共和党から立候補したトランプ氏は党の支配層や金融界からの嫌われ者ですが、対立候補が次々と脱落していくなかで独走状態です。
共和党の幹部は、この事態にたいしてどう対処していくか困り切っているようですが、白人貧困層を支持基盤とするトランプ氏を無碍に切り捨てるわけにもいかないでしょうから、最終的には渋々とトランプ氏を認めざるを得なくなるかもしれません。
他方、民主党では自称「社会主義者」のサンダース氏がクリントン女史と互角の闘いを展開しています。これも民主党の支配層や金融界にとっては由々しき事態です。
というのは、クリントン女史が表向き優勢なのは、特権層の利益を維持するための「選挙人登録制度」や「特別代議員制度」など、不公正なアメリカの選挙制度によるところが非常に大きいからです。
このような状況をふまえて、「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」という小論を書いたところ、長周新聞が、前稿「世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」に引き続き、この続編も一面に掲載してくれました。
反響が少しはあったようで、その知らせが私のところに届いています。嬉しくなったので、このブログを読んでくださっている皆さんにもお裾分けしたくなった次第です。とりわけ「ドイツ語の先生ですが寺島先生の英語教育に関する本はほとんど読んでおり・・・」という知らせに驚愕かつ感動しました。
以下がその反響です。なお拙論のPDF版は下記にあります。
http://www42.tok2.com/home/ieas/ShamefulVotingSystemInAmerica(2-1).pdf
http://www42.tok2.com/home/ieas/ShamefulVotingSystemInAmerica(2-2).pdf
寺島先生
「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」の反響が返っています。一部をそのま まお伝えします。
**大学のドイツ語の先生ですが、寺島先生の英語教育に関する本はほとんど読んでおり、まったく共感していると切り出し、つぎのように続けまし た。
「寺島先生が、こういう分野で発言をされていること、しかも長周新聞に堂々と 載せておられることを知って驚き、なるほどと感動した」
**学院大学の日本文学の先生も、「寺島先生の記事はおもしろかった。アメリカはああなっているんですね」と興奮の面持ちで語っています。
**の婦人活動家は、「前回の記事は火曜日の投票日など、働く者を排除する仕組みに驚かされさもありなんと思ったが、今回は、さらに大がかりな不正がやられていることがわかり、さもありなんと思った。こうした事実はマスコミでは伝わらない。寺島先生は貴重な投稿をされている。ありがたいとつくづく思う」 と、感謝の気持ちを語っていました。(2016/05/11)
寺島先生、ご連絡ありがとうございました。
その後の反響です。
**の医薬品小売商業組合の**理事長が、「寺島先生が、クリントンが大統領になったら世界大戦になるようなことを言われていた。自分もそうではないかと思っていたので、確信になった」と語っています。
また、**大学の文学部の教授が、「マスメディアでは、フランスの国民戦線は 右翼だと言われているが…」と切り出したあと、サンダースの社会主義、寺島先生のトランプ評価と関わって、「トランプが支持される根拠に、社会保障を訴えていることがある」とのべるなど、論議の素材となっていま す。
**市立大学で行われた原爆展の学生スタッフに、最近の新聞のいくつかを提示したところ、「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」の紙面が素早く求められたことが、関係者の間で話題になっています。(2016/05/16)



https://www.rt.com/usa/344507-sanders-clinton-california-tie/
いまアメリカの大統領選挙は混沌を極めています。共和党から立候補したトランプ氏は党の支配層や金融界からの嫌われ者ですが、対立候補が次々と脱落していくなかで独走状態です。
共和党の幹部は、この事態にたいしてどう対処していくか困り切っているようですが、白人貧困層を支持基盤とするトランプ氏を無碍に切り捨てるわけにもいかないでしょうから、最終的には渋々とトランプ氏を認めざるを得なくなるかもしれません。
他方、民主党では自称「社会主義者」のサンダース氏がクリントン女史と互角の闘いを展開しています。これも民主党の支配層や金融界にとっては由々しき事態です。
というのは、クリントン女史が表向き優勢なのは、特権層の利益を維持するための「選挙人登録制度」や「特別代議員制度」など、不公正なアメリカの選挙制度によるところが非常に大きいからです。
このような状況をふまえて、「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」という小論を書いたところ、長周新聞が、前稿「世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」に引き続き、この続編も一面に掲載してくれました。
反響が少しはあったようで、その知らせが私のところに届いています。嬉しくなったので、このブログを読んでくださっている皆さんにもお裾分けしたくなった次第です。とりわけ「ドイツ語の先生ですが寺島先生の英語教育に関する本はほとんど読んでおり・・・」という知らせに驚愕かつ感動しました。
以下がその反響です。なお拙論のPDF版は下記にあります。
http://www42.tok2.com/home/ieas/ShamefulVotingSystemInAmerica(2-1).pdf
http://www42.tok2.com/home/ieas/ShamefulVotingSystemInAmerica(2-2).pdf
寺島先生
「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」の反響が返っています。一部をそのま まお伝えします。
**大学のドイツ語の先生ですが、寺島先生の英語教育に関する本はほとんど読んでおり、まったく共感していると切り出し、つぎのように続けまし た。
「寺島先生が、こういう分野で発言をされていること、しかも長周新聞に堂々と 載せておられることを知って驚き、なるほどと感動した」
**学院大学の日本文学の先生も、「寺島先生の記事はおもしろかった。アメリカはああなっているんですね」と興奮の面持ちで語っています。
**の婦人活動家は、「前回の記事は火曜日の投票日など、働く者を排除する仕組みに驚かされさもありなんと思ったが、今回は、さらに大がかりな不正がやられていることがわかり、さもありなんと思った。こうした事実はマスコミでは伝わらない。寺島先生は貴重な投稿をされている。ありがたいとつくづく思う」 と、感謝の気持ちを語っていました。(2016/05/11)
寺島先生、ご連絡ありがとうございました。
その後の反響です。
**の医薬品小売商業組合の**理事長が、「寺島先生が、クリントンが大統領になったら世界大戦になるようなことを言われていた。自分もそうではないかと思っていたので、確信になった」と語っています。
また、**大学の文学部の教授が、「マスメディアでは、フランスの国民戦線は 右翼だと言われているが…」と切り出したあと、サンダースの社会主義、寺島先生のトランプ評価と関わって、「トランプが支持される根拠に、社会保障を訴えていることがある」とのべるなど、論議の素材となっていま す。
**市立大学で行われた原爆展の学生スタッフに、最近の新聞のいくつかを提示したところ、「続・世界に恥ずべきアメリカの選挙制度」の紙面が素早く求められたことが、関係者の間で話題になっています。(2016/05/16)


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