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研究所「野草・野菜・花だより」令和3年1~2月――無農薬・無肥料・無灌水の野菜づくりで、コロナウイルスに打ち勝つ免疫力を

総合文化(2021/02/28) 紅梅、石蕗(つわぶき)、真菰(まこも)、韮(にら)、野蒜(のびる)、にんにく(別名「大蒜」おおびる)、薬木=枇杷(びわ)、「テレビを見ない、新聞を読まない、ラジオを聞かない」、「悔い改めて」今こそ「喰い改める」、UHP:United Health Professionals、

春の訪れを告げる紅梅、   突然の雪に覆われた紅梅
紅梅_R 2021022809284529a.jpg

 前回の研究所「花だより」を書いたのが昨年の12月10日ですから、もう2ヶ月以上も「野草・野菜・花だより」を書いていないことになります。この間ずっとコロナ騒ぎに追い回されていたので、心と体の余裕がなくなっていたのでしょう。
 というのは昨年12月26日に国際教育総合文化研究所主宰の「新型コロナウイルスを考える岐阜集会」をやり、その集会で私が講演した資料を元にして出版したいとか月刊誌に連載したいとかの声がかかり、それに心と体を奪われていたからです。

 私の周りでは誰ひとり死者がコロナウイルスによる出ていないどころか感染者すら出ていないのに、行きつけの歯医者に行くと、窓を開けたり感染予防の小さな扇風機をいすの付けたりと、昨年より厳しい対応に驚かされています。
 インターネットでアメリカ議会の様子を見ていると、大統領も議員も全員が黒いマスクをかけて異様な雰囲気ですし、各国でワクチンの奪い合いが起きているというニュースばかりが流されていますから、アメリカやヨーロッパと比べれば死者数がゼロに近い日本も、そのような映像に踊らされているのかも知れません。

 その一方で遺伝子組み換えのワクチンで死者が激増していることは、ほとんど報道されません。
*COVID-19ワクチン接種後に死亡した人の数は2月18日現在1095名に増加との報告
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202102270001/
日本政府は欧米から大量の遺伝子組み換えのワクチンを購入する契約を結んでしまっていますから、今さら引き返すこともできず、ひたすら恐怖感を煽っているのでしょう。

 しかし、そのこととオリンピック開催をどう共存させようとしているのか、不思議でたまりません。
ワクチンを強制するためにはウイルスの恐怖を煽らなければならない、他方でオリンピックを強制するためにウイルスは危険でないと安心させねばならない――つまり「ブレーキとアクセルを同時に」踏まなければならないからです。

石蕗(つわぶき)      真菰(まこも)と石蕗(つわぶき)
石蕗(つわぶき)_R 真菰(まこも)と石蕗(つわぶき)_R

 とはいえ、今度の新型コロナウイルスは、従来のインフルエンザと感染率も致死率も、ほとんど変わらないということが、ますます明らかになりつつつあります。
*「ロックダウンとマスクは嫌だ!」欧州で革命が起こりつつあるのか? (02/25)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-514.html

 他方で、今度の新型コロナウイルスへの恐怖感をあおるためでしょうか、欧米も日本もインフルエンザにかんする情報収集を放棄してしまいました。ですからインフルエンザの感染者数も死者数もまったく全く不明なままです。
 このような情勢をふまえて、前回のブログでも紹介したように、欧米で新しい動きが出てきました。
 欧米を中心に、1500人もの医療関係者が「UHP:United Health Professionals」という団体を組織してコロナ騒ぎを利用した市民への締め付けをやめるよう、世界中の政府にたいして緊急声明を発表したからです。
* International Alert Message about COVID-19. United Health Professionals
(新型コロナウイルスについての国際的警告メッセージ:団結する医療専門家集団UHP)

https://www.globalresearch.ca/international-alert-message-about-covid-19-united-health-professionals/5737680

 というわけで、私たちは風邪をひいたりインフルエンザにかかったりしないよう精神力と免疫力を強化し、新型コロナウイルスを跳ね返すために自己防衛しなければならないようです。
 というのは心が冷えれば体も冷えます。体温が一度さがれば免疫力は30%低下し、心を明るくなれば心も暖かくなり、体温が一度上がれば免疫力は5~6倍も上昇します(安保徹、石原結實)。
 では心と体を明るく持つにはどうすればよいのでしょうか。それには大手メディアの情報に振り回されないことが一番です。そのひとつの手段は「テレビを見ない、新聞を読まない、ラジオを聞かない」ことです。
 とはいっても、家族との関係もあって、それは少し無理というひとは、大手メディアに対抗する情報を手に入れる以外にありません。では、そのような情報をどこで手に入れたらよいのでしょうか。
 そこで私たちの研究所が用意したのが下記のサイトです。
*『翻訳ニュース』
http://tmmethod.blog.fc2.com/
 これを御覧いただければ、「マスク」も「社会的距離」も「ロックダウン」も有害無益であることを、世界中の優れた研究者たちが発信していることを知ることができまますから、自身と元気が湧いてきます。


蕗の薹(ふきのとう)      無農薬・無肥料の大根
ふきのとう (1) 無農薬・無肥料の大根 (1)_R

 心と体を明るく保つ、もうひとつの方法は、食事と運動です。
 いま世界中で大きなコロナ騒ぎが起きているのは、肉食中心で肥満人間が激増している欧米です。菜食中心のアジア諸国は驚くほど致死率が低いのです。
 ですから、いまアメリカでもビーガンと言われる菜食主義者や「フェイクミート」と言われる奇妙な「植物性の肉」が激増し始めているのも、このようなこと欧米人にも分かり始めてきているからです。
 ところが哀しいことに、いま日本人のなかで牛肉ブランド品を良しとする肉食ブームが続いているのです。これでは新型コロナウイルスに対抗できる免疫力を強化することはできません。これを「悔い改めて」、今こそ「喰い改める」ことが求められています。
 そういうわけで私たち夫婦は今までの生活態度を「悔い改め」、「玄米菜食」「粗食少食」にし始めて5年以上にもなります。また一昨年からは近くの畑で「無農薬・無肥料・無灌水の野菜づくり」も始めました。
 というのは、農薬漬けで化学肥料を使って育てた野菜を食べているかぎり、体内に化学物質が溜まり続けて、免疫力は強化されないからです。と同時に、散歩の行き帰りに見つけた野草や薬草もできる限り食べることにしています。
 また運動不足でも免疫力はつきません。といっても、特別な運動をする必要はありません。1日1~2回の散歩だけでもよいのです。というわけで私たち夫婦は、できる限り1日2回1万歩の散歩をするよう心がけています。
 上で紹介した写真の左側は、散歩の行き帰りで偶然見つけた「蕗の薹(ふきのとう)ですし、右側の写真は「無農薬・無肥料・無灌水」でつくった大根です。
 「無灌水」というのは、野菜づくりで大変なのは「水やり」ですから、どうすれば「無灌水」で野菜づくりができるかの実験と工夫を重ねているのですが、その成果の一端が、この大根だというわけです。


無農薬・無肥料・無灌水で育てたニンニク   薬木=枇杷(びわ)の葉と花
大蒜(にんにく、おおびる)_R 枇杷の葉と花 (1)

 上の写真で左側のものも「無農薬・無肥料・無灌水」で育てたニンニク(別名「大蒜」おおびる)ですし、右側の写真は「薬木」として植えた枇杷(びわ)の木の「葉と花」です。
 研究所の庭には野草・薬草として「野蒜(のびる)」や「韮(にら)」も生えてきていますが、薬木として「枇杷(びわ)」も植えてあります。しかし今年の突然の雪で枇杷の木の枝が折れてしまいました。
 この枇杷の木は植えてから何年もたつのになかなか花が咲かなかったので、今年の収穫を楽しみにしていたのに、せっかく咲いた花が実をつけずに折れてしまって残念でたまりません。
 枇杷の木が葉や実が「薬木」としてどのように役立つかは、機会を改めて別に書きたいと思います。今回は、私たち夫婦が免疫力をつけるためにどんな工夫をしてしているかの一端を紹介するにとどめさせていただきます。


以下は、これを書くにあたって参考にした文献です。
*福岡正信『自然農法 わら一本の革命』春秋社2004
*川口由一『自然農 農薬を使わず、耕さない 野菜と米のつくり方』学研プラス 2019
*竹内孝功『これならできる!自然菜園―耕さず草を生やして共育ち』農山漁村文化協会 2012
*アランナ・コリン『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』河出書房新社2016
*デイビッド・モントゴメリー 『土・牛・微生物、文明の衰退を食い止める土の話』築地書館2018
*青木 皐(のぼる)『人体常在菌のはなし、美人は菌でつくられる』集英社2004
*藤田紘一郎『手を洗いすぎてはいけない 超清潔志向が人類を滅ぼす』光文社2017


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