英語力 は貧困力(番外編その上) 安倍政権が留学させたいとする国とは?――ナチス化する監視国家アメリカとナチスから学ぼうとする従属国家日本

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全世界に広まりつつあるブラッドリー・マニングの釈放運動

http://rt.com/op-edge/manning-guantanamo-prison-veil-878/

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Key Words: トレイボン・マーティン、ジョージ・ジンママン、ブラッドリー・マニング、TOEFL、留学政策、英語ディベート、麻生副総理・財務大臣、ワイマール憲法、ヒトラー政権、授権法(全権委任法)

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私は前回のブログを下記のように結びました。

そのような多くのエジプト市民の声をうまく利用して、モルシ派と反モルシ派を対立させ、内乱状態を作りだして軍の出番を演出する(そして出来れば、内乱を理由に暫定政権=軍事独裁政権を維持する)。これが、エジプトの特権階級とアメリカの作戦ではなかったかと思うのです。

この私の仮説が正しいのかどうかは今後のエジプト情勢が証明してくれることでしょう。しかしいずれにしても、「英語力=経済力」ではなく「英語力=貧困力」であったことだけは、この事件で明らかになったように思います。



私の仮説を裏づけるかのように今もエジプトでは混乱が続いています。本当は、この事件を敷衍(ふえん)したかたちで「英語力=貧困力」の続編を書きたかったのですが、1週間前から腰痛がひどくなり仕事ができない状態になっていました。

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ところで、今度の参議院選挙で圧勝した安倍内閣は、共産党は躍進したものの、「教育再生」と称して、「12万人を海外留学させる」、そのためには「TOEFLを大学入試や卒業要件に!」という政策を大胆に押し進めようとしています。

そうこうしているうちにアメリカでは、丸腰の黒人少年トレイボン・マーティン(Trayvon Martin)を射殺した白人ジョージ・ジンママン (George Zimmerman )に無罪判決が出たり、イラクにおける戦争犯罪を内部告発した兵士ブラッドリー・マニング(Bradley Manning)に禁固136年の有罪判決が出たりで、アメリカ社会の暗黒面がいっそう露呈してきました。

(こんなことを考えると、まさにアメリカは「白を黒と言いくるめるための技術を磨いている社会」ではないかと思えてきます。)

それどころかアメリカでは銃の乱射事件は日常茶飯事で、下記のような「シカゴで36人が銃で撃たれ7人が死亡」といった大きな事件以外はニュースにすらなりません。しかし、この事件すら日本ではまったく報道されていません。

36 People Shot in Chicago over Weekend, 7 Killed
http://www.democracynow.org/2013/6/17/headlines#61717

このような「いつ銃の乱射事件に巻き込まれるかも知れない」危険なアメリカに、しかも世界中に不正と戦争犯罪を撒き散らしているアメリカに、安倍政権は(TOEFLを強制受験させた上で)多くの留学生を送り出そうとしているのです。

安倍政権は、このような不正と危険が充ち満ちているアメリカで、いったい何を学ばせようとしているのでしょうか。「白を黒と言いくるめる」ための技術として「英語ディベート」を学んでこいと言っているのでしょうか。

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丸腰の黒人少年を射殺した白人への無罪判決に、
全米100都市で噴出する抗議行動


http://rt.com/usa/justice-trayvon-martin-rallies-364/
'Justice for Trayvon': Rallies hit 100 cities

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ジョージ・ジンマンに無罪判決を出した法廷は、北部の黒人少年エメット・ティル(Emmett Till)が南部ミシシッピーの親戚を訪ねたとき白人女性に声をかけたという理由だけで惨殺され、その犯人が無罪判決を受けた事件(1955年)を思い出せます。

まるで歴史が60年近くも前に戻ったかのような光景でした。この評決に怒りが燃え上がり、アメリカ全土で抗議運動が広がったのは当然のことでした。

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狐狸庵居士(田舎の国立大学を2010年に定年退職)

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