翻訳 ウクライナ紛争の記録(その1)―「ウクライナ国家保安局は米国情報部と連携しているのか?」


CIA長官ジョン・O・ブレナン

http://www.globalresearch.ca/is-the-ukrainian-security-service-a-us-intelligence-unit-cia-director-held-secret-consultations-in-kiev/5377806


 ウクライナの東部では、病院・学校・幼稚園にまで爆撃の被害が出始め、子どもたちが疎開せざるを得ない状況になってきています。
 このような状況では,いつまでたっても英語教育のほうに話題を移せそうになく困っていたところ、私が主宰している研究所の研究員から下記のようなメールが届き、翻訳が添付されてきました。
 今の私には差し迫った事情があり、この翻訳を手直ししている暇がありません。そこで届いたものをそのまま載せます。誤訳など気づいた点がありましたら私宛にお送りください。


みなさんへ

ウクライナ情勢に関して2つの報告を翻訳してみました。

「ウクライナ国家保安局は米国CIAユニットか?」と「ウクライナにおける政治的抑圧:ネオナチ体制に対抗する蜂起への弾圧」です。どちらもグローバル・リサーチからとりました。

まだ地名や人名など、チェックできないところがあります。また、誤訳しているところがあると思いますので、気づかれた点があれば、教えてください。

なにしろ、最近の中日新聞では東部の親ロシア派のことを「親ロシア派過激集団・・」(5.27朝刊)と書かれています。そして学校に向かう車の中で、NHKのニュースも「親ロシア派過激集団」という用語を用いているではありませんか。(朝日新聞も「親ロシア派の武装集団」5.27朝刊)

これでは政府軍が正統派で、親ロシア派は悪者という印象を与えてしまいます。何か情報の統一があるのでしょうか。それとも欧米通信社の受け売りなのでしょうか。

私が訳出した二つの文章は、2月の政変から政権側がいかに弾圧を続けてきたかを明らかにしています。極右とネオナチ連合政権だったら、きっと東部の占拠運動は無惨に弾圧されるだろうと予測していたら、案の定、5月28日「交戦」が始まりました。

そしていつの間にか「親ロシア派武装集団」という語が突然出てきて、悪者にされているのです。反ロシア、反ユダヤの暫定政権側が何をしてきたか、拙い翻訳ですが読んでください。


ウクライナ国家保安局はCIA米国情報部と連携しているのか?―CIA長官がキエフで秘密会談をもつ
Is the Ukrainian Security Service a US Intelligence Unit? ―CIA Director Held ‘Secret Consultations’ in Kiev
Global Research, April 14, 2014
http://www.globalresearch.ca/is-the-ukrainian-security-service-a-us-intelligence-unit-cia-director-held-secret-consultations-in-kiev/5377806


ロシア通信社の日曜日の配信では、米国CIA長官ジョン・ブレナンは、ウクライナ東部の建物を占拠した分離主義者勢力に対する作戦を開始する前に、キエフでウクライナ職員と秘密会合をもったということだ。

ブレナンは、偽名で土曜日にウクライナに着き、その国の「パワー・ブロック(権力者たち)」と一連の秘密会合をもった、とインターファックス通信はウクライナ議会の匿名の役人の言葉を報じた。匿名の役人が言うところでは、親ロシア分離勢力がスロビャンスク市を支配した後、米国保安要員が、東ウクライナで武力を行使するかどうかの決定の背後に控えているということだ。

ウクライナ国会共産党副委員長ウラジミール・ゴルブはRIAノーボスチに語ったところでは、議員たちはその訪問について公然と話していて、ウクライナ保安局はCIAの構成員となったと述べている。

その報告に対して、ロシア国会防衛委員会副委員長のフランツ・クリンツェビッチは、そのようなCIA長官の訪問はロシアに対する挑戦と考えられると言った。

親クレムリンのメディアは、今は追放されたビクトル・ヤヌコビッチ大統領に対する親西欧勢力の抗議が去年の11月から始まって以来、CIAがウクライナに介入している疑いがあることを報じた。

2月ヤヌコービッチのキエフからの逃亡に続くウクライナの政治的危機は、ロシアと米国の緊張の増加させ、ロシアのクリミア半島併合の後、2国間の政府要員に対する貿易制裁に至った。

土曜日に米国国務長官ジョン・ケリーは、もし東ウクライナで状況をエスカレートさせない処置を執らないなら、ロシアに対して「追加的な帰結」に至ることを警告した。東ウクライナでは、クリミアで見られたのと似た感情を持った分離主義者が、ロシア人の武装勢力による様々な都市の政府建物の乗っ取りに至った。


ウクライナにおける政治的抑圧―ネオナチ体制に対抗する蜂起への弾圧

Political Repression in Ukraine―Crackdown on Uprisings Against the Neo-Nazi Regime
http://www.globalresearch.ca/political-repression-in-ukraine-crackdown-on-uprisings-against-the-neo-nazi-regime/5377473
By Oriental Review、Global Research, April 11, 2014
Oriental Review、9 April 2014

(以下、次号に続く)
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