「ヒラリー・クリントンとは誰か」その後、読者からの反響(1)

 拙論「ヒラリー・クリントンとは誰か」は、実は10月下旬に、長周新聞から電話で突然の執筆依頼があり、時間的ゆとりがないまま執筆したものでした。
 新聞掲載は11月2日(水)と11月4日(金)でした。連載の両方とも、1面のすべてだけでなく、2面の半ばまで紙面を占領していて、こちらのほうが驚かされました。
 まだまだ書きたいことがあったのですが、投票日が目前でしたから断念しました。その関係で文章の推敲が足りず荒削りのまま残されてしまい、かなり読みにくいものになってしまい読者のかたに申し訳なく思っています。
 それでも、新聞編集者のかたから下記のような反響があったと聞き、なかば徹夜状態で書きつづけた甲斐があったと胸をなで下ろしています。
 トランプ当選をどのように見るかについては後日あらためて私見を述べたいと思いますが、今回と次回は長周新聞の紙面と読者からの反響を紹介するにとどめます。

<註> 長周新聞2面の紹介については割愛させていただきます。また写真や私の主張の典拠URLを除いたテキストだけのものは下記で読むことが出来ます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hirarikurintontohadarekage.html


On 2016/11/08 23:32:
 寺島先生、「ヒラリー・クリントンとは誰か」の反響の一部です。
 下関市豊北町のはぐるま座公演実行委員会の開始前に、本紙が配布されたところ、参加者がいっせいに紙面を広げ、記事を食いるようにみつめ、「格差がひどくなっているのが問題だ。日本も他人ごとではない」などと、論議が発展しました。
 **大学でも、数学の先生が、「クリントンは悪いやつですね。トランプを勝たせたくなった。カダフィについても、ああいう人だとは知らなかった。アメリカは自分の目的のためには ムチャクチャな宣伝をして誘導していく」j怒りをあらわにしています。
 フランス語の先生も、「アメリカの産軍官複合体は、戦争で消費するしかもうけ口がなくなっていることがよくわかる」とこたえています。
 また、ドイツ語の先生が、「寺島先生にあそこまで、書いてもらってうれしくなる。このような知識人が日本にもいることをもっと宣伝する必要がある」と感激して訴えてきました。
 今から選挙結果をめぐって、さらに先生の記事の反響が広がり発展する趨勢にあります。追ってお伝えするつもりです。よろしくお願いいたします。


On 2016/11/09 21:09:
寺島先生
 トランプ勝利の結果を受けて、「ヒラリー・クリントンとは誰か」に熱を帯びた反響が返っています。
 下関の50代女性がつぎのように語っています。
 「寺島先生の論文はクリントンのシリアでの飛行禁止区域を主張するなど、自分の知らないことを詳しく書かれていて、大統領選がどのような背景でやられてきたのかがよくわかった。トランプがなぜこれほどの支持を得て勝ったのか、寺島先生の記事を読んでなかったら、わからないままでいただろう」
 下関市内の中学校の職員室で、トランプ勝利をどう見るのかをめぐって論議になっているところに、 「ヒラリーとは誰か」を持ち込んだら、 「しっかり読ませていただきます」と歓迎されました。
 マスコミによる「トランプ=過激派、女性蔑視、排外主義者」の宣伝の影響もあり、「怖い人」「嫌らしい人」「日本は大変なことになる」と拒絶反応も出されます。
 その一方で、なぜ「アウトサイダー」とされたトランプが勝ったのかについて理性化したいとの思いも強いことから、 「ヒラリーとは誰か」が染みいるように受け入れられているように思われます。


On 2016/11/14 0:48,
寺島先生
  「ヒラリー・クリントンとは誰か」のその後の反響の一部です。大統領選の結果を受けて、「オバマとは誰か」への反響を思い起こすような熱っぽさを感じます。
 広島の被爆者が、子どもたちに体験を語った後、「自分はトランプ勝利の結果に驚かなかった。寺島先生の記事を読んでいたから」と、本紙記者に話しかけてきました。
 とくに「マスコミは本当のことを書かないから、あわてている。安倍さんは、アメリカにすり寄っていこうとしているが、国民にとっては、日本がアメリカから離れて独自の方向をとるきっかけになると思う」と語っています。
 読者に共通しているのは、「トランプはひどい人だと思っていたが、クリントンの方ががあんなに悪い人だということについては知らなかった。選挙でなぜクリントンが負けたのかが、あの記事を読んでよくわかった」(下関・中学校女性教師)と、感謝の気持ちをこめた意見に代表されます。
 トランプに幻想も持たず、有利な状況を利用して、さまざまな運動を発展させようという機運が高まりつつあります。あらためて、時宜に適った企画にこたえていただいたことにお礼申し上げます。


長周新聞20161102 ヒラリー・クリントンとは誰か(上-1)_convert_20161119173058長周新聞20161102 ヒラリー・クリントンとは誰か(上-2)_convert_20161119173155




関連記事
スポンサーサイト
検索フォーム
プロフィール

狐狸庵居士(田舎の国立大学を2010年に定年退職)

Author:狐狸庵居士(田舎の国立大学を2010年に定年退職)

リンク
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
RSSリンクの表示
QRコード
QR