「今日のアメリカは、明日の日本である」『IB』2018新春特別号
昨2017年10月に、私にインタビューしたいということで、思いもかけず下記のようなメールが届きました。そこで早速、11月に拙宅で2時間近く楽しい歓談のひとときを過ごさせていただきました。
寺島隆吉 先生
初めてご連絡を申し上げます。
私は九州の経済情報誌、データ・マックス社(http://www.data-max.co.jp/)の東京記者(首都圏在住の政治家、経済人、学者、文化人担当)をしております金木と申します。
先生の訳書『アメリカンドリームの終わり』を拝読、ぜひ本著を弊誌読者に紹介、そのエッセンスをご理解頂きたいと思いご連絡申し上げました。11月15日頃までの間のどこかで、1時間少々お話をお聞かせ頂けませんでしょうか。
弊社の経済情報誌『IB (Information Bank)』2018年新春特別号では、「有為転変!」を大きなテーマに据え、政治や経済に関する様々な見識者の意見をお伺いしていく予定です。先生のお話は4頁程度の構成をイメージしております。
私は同誌の巻頭部分を担当します。先生には訳者として、本著、著者にについて語って頂きながら、訳者の立場を離れて、先生も書かれておりますように、「アメリカの今日は日本の明日」、という立場で、先生が大学で学生に警鐘を鳴らし続けてこられたように、弊誌読者(日本国民)にも警鐘を鳴らして頂きたいと思っています。
雑誌で締切があるため、勝手な限られた期間のお願いになっておりますが、何卒、主旨をご理解の上、お時間を賜れれば幸いです。当方は東京在住です。お伺いできる場所等に関してもご教示いただければ幸いです。ご返信、そしてお会いできますこと楽しみにしております。
インタビュー記事の校正原稿は12月に私のところに届き、雑誌掲載は1月下旬だということで、楽しみに待っていたところ、1月24日に、『IB (Information Bank)』新春特別号が拙宅に届きました。「A4変型、4色約200頁」の豪華な大型カラー版で、巻頭インタビューの次に私へのインタビューが載っていて驚愕驚喜しました。
しかし、「先生が大学で学生に警鐘を鳴らし続けてこられたように、弊誌読者(日本国民)にも警鐘を鳴らして頂きたい」というのがインタビューの趣旨だったので、この雑誌を私がいただくだけでは余りにも勿体ないと思うようになりました。私がこのブログで改めて紹介したくなった所以です。御理解いただければ幸いです。




<註> 最近になって金木亮憲記者から、「季刊誌IBのインタビュー記事が『Net IB News』というデーターマックス社のサイトにも3回に分けて転載されている」、との知らせが届きました。そこで上記のJpeg版では非常に読みにくいという方は、下記を御覧いただければ幸いです。
*「チョムスキーに学ぶ~今日のアメリカは明日の日本」1~3
http://www.data-max.co.jp/300202_ibknk_c01/
http://www.data-max.co.jp/300205_ibknk_c02/
http://www.data-max.co.jp/300206_ibknk_c03/
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