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「神に選ばれた国」と「神に選ばれた民」に未来はあるか、その3

アメリカ理解(2019/03/23) 
 『エコノミック・ヒットマン、途上国を食い物にするアメリカ』、1980年の国連決議「エルサレムは国際管理とする」、「キリスト教シオニズム」と「ユダヤ教シオニズム」、「キリスト教福音派」と「終末キリスト教福音派」、「神意主義者(プロヴィデンシャリスト)」、「神から与えられた明白な使命(マニフェスト・デスティニー)」、昨日の「自由の戦士」が今日は「残虐なテロリスト」

 
 今のアメリカは非常に理解しにくい様相を呈しています。民主党の幹部は「トランプ大統領はロシアの傀儡(かいらい)だ。ロシアによる裏からの選挙介入でトランプは大統領になれたのだ」として、いまだにトランプ大統領の罷免運動をする姿勢を変えていません。
 しかも困ったことに、CNN放送やニューヨークタイムズなどの大手メディアの多くも。この民主党幹部と同じ姿勢をとり続けています。トランプ氏がヒラリー女史と熾烈な選挙戦を闘っているときも、大手メディアは一貫してトランプ叩きをしてきました。
 トランプ氏は、このような大手メデイアの姿勢を「にせ報道(FakeNews)を垂れ流す悪辣な連中」として攻撃し、このような大手メディアに頼らずに自分の意見を知らせる手段としてツイッターをいう道具を使い始めました。
 すると今度は民主党幹部も大手メディアも、「トランプこそツイッターを使ってFakeNewsを流している」と攻撃を始めました。さらに困ったことに、フェイスブックのような今までは中立を保っていた機関までもが、民主党幹部の圧力押されて、「FakeNewsを取り締まる」という口実で自己検閲を始めたのです。
 こうなると、一般民衆は何が本当の報道であり何が偽の報道か分からなくなってしまいます。というのは今までは大手メディアに頼らずに、ツイッター、フェイスブック、インターネットなどの手段で情報を手に入れていたのに、政府の検閲が始まる前に、これらの機関が自己建設を始めているからです。
 もっと事態を複雑にしているのは、民主党幹部が「トランプ氏はロシアによる裏からの選挙介入で大統領になれたのだ」と声高にトランプ大統領を攻撃してきたはずなのに、ベネズエラの政治に「表から」堂々と介入し「必要ならば軍事行動も辞さない」とするトランプ氏の姿勢に賛意を示していることです。
 おまけに、前回のブログでも紹介したことですが、「民主的社会主義者」を自称するバーニー・サンダース上院議員までもが、このトランプ氏の行動を支持する発言を始めたのですから、まともにものを考えることのできるひとには信じがたい情景がアメリカに展開されているのです。
 さらに哀しいことは、このような民主党幹部のあからさまな二重基準(ダブルスタンダード)に異を唱える若い女性議員(たとえばイルハン・オマール、アレクサンドリア・オカシオ=コルテスなど)にたいして、民主党の内部から、これを押さえつけようとする動きが出てきたことです。
 もっと奇々怪々なのは、単に異論を抑えにかかるだけでなく異論を封殺する法案まで作ろうとする動きまで出てきたことは、まさにチョムスキーが心配していたような、「ファシズム化するアメリカ」の兆しではないでしょうか。しかし、このようなアメリカを、日本の大手メディアは報道しませんから、アメリカ理解は混迷を深めるばかりです。

 そこで前々回のブログで述べたように、長周新聞9回連載「『神に選ばれた国』と『神に選ばれた民』に未来はあるか」を紹介し、国際理解・アメリカ理解の一助にしていただければと思います。今回は連載(3)の記事です。
 なお長周新聞のホームページには、9回連載が下記のサイトで一挙に掲載されています。新聞画面を拡大しても文字が小さくて読めないという方は、下記のサイトを御覧いただけると有り難いと思います。
*「神に選ばれた国」と「神に選ばれた民」に未来はあるか
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/10854


長州新聞20190210神に選ばれた国と神に選ばれた民に未来はあるか③214
長州新聞20190210神に選ばれた国と神に選ばれた民に未来はあるか③215
長州新聞20190210神に選ばれた国と神に選ばれた民に未来はあるか③216
 
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