FC2ブログ

 「Great Reset 2030」の目指すもの――パンデミック(PANDEMIC)はプランデミック(PLANDEMIC)だったのか

総合文化(2020/12/22) ナオミ・クライン、ショックドクトリン、「惨事便乗型資本主義」、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、テドロス・アダノムWHO事務局長、GAVI「ワクチンと免疫獲得のための世界連合」、GFATM「エイズ・結核・マラリア対策の世界基金」、サルバドール・アジェンデ

ナオミ・クライン
ナオミ・クライン ショックドクトリン


 私は前回のブログで、テドロスWHO事務局長が、本来「パンデミック」ではないのにWEF(世界経済フォーラム)と連携しながらパンデミック宣言をして、新型コロナウイルスの脅威を煽り続けてきたことを紹介してきました。
 テドロス事務局長がこのように新型コロナウイルスの脅威を煽り続けてきた背景には、ワクチン産業との深い結びつきがあったことも今では衆知の事実です。なぜなら、パンデミック宣言が出れば製薬業界に多大な可能性が開けてくるからです。
 WHOは資金の80%を外部からの寄付とりわけ巨大製薬会社やビル&メリンダ・ゲイツ財団からの寄付に頼っています。ウィキペディアによれば、各国政府による分担金はWHO資金のわずか17%を占めるに過ぎません。
 そのうえ、資金源のトップだったアメリカが、トランプ政権になってから資金提供を拒否したので、資金源2位だったゲイツ財団の影響力はさらに大きくなりました。しかし、このゲイツ財団がワクチン接種を世界全体に強制する旗振り役になっていることは、あまり知られていません。
 それはしかし、次のような事実によく表れています。(『アジア記者クラブ通信』325号28頁)

WHOに対する民間からの、あるいは非政府組織からの突出した資金拠出者は、次の「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」グループだ。
(1)ビル&メリンダ・ゲイツ財団、
(2)財団自らが併設したGAVI「ワクチンと免疫獲得のための世界連合」、
(3)財団が創設を働き掛けたGFATM「エイズ・結核・マラリア対策の世界基金」
 これら3組織でWHOに4億7400万ドル以上を拠出している。「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」だけでも3億246万4317ドルという大掛かりな出資だ。
 参考のために対比してみると、国としてWHOへ最大の拠出をしたのは米国で、金額は4億100万ドルだった。
 さらにビル&メリンダ・ゲイツ財団は世界最大の約500億ドルという非課税の資金を、メルク、ノバルティス、ファイザー、グラクソ・スミス・クラインといった同じワクチン製造会社に振り向けている。


 つまり、テドロス事務局長はWHOを通じて世界各国にさまざまな指示や助言を出していますが(たとえば「コロナウイルスの死者だとされたものは検死解剖をしてはならない」といった指示など)、実はWEFを裏で動かしている人たち、とりわけビル・ゲイツの指示に従って動いているものとみて間違いないでしょう。
 というのは、テドロス事務局長には次のような過去もあるからです。(同上28頁)

 このような背景からすれば、エチオピアの政治家だったテドロス・アダノムが2017年にWHO事務局長に就任したのは何ら驚くべきでない。
 テドロスは博士という肩書にこだわっているが、医学博士でない人物がWHO事務局長になった初めての例だ。
 テドロスは「エチオピア北部ティグレ州でダムがマラリア伝染に与えた影響に関する研究」の論文を提出し、地域共同体の健康状態に関する分野で哲学博士号を授与されている。
 テドロスはまた2012年から2015年までエチオピア外相を務め、その前の保健相時代にビル・ゲイツと会い、ゲイツ関連のGFATM「エイズ・結核・マラリア対策の世界基金」理事会役員を務めたことがある。


 以上の経歴を見れば分かるように、テドロスWHO事務局長は、ビル・ゲイツとの出会いがなければ、おそらくWHOの事務局長になれなかった人物なのです。
 危機管理アナリストのウィリアム・エンダール(F. William Engdahl)は、このような事実を次のように表現しています。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団や巨大な製薬大手会社など、このような民間のワクチン使用推進主体からのWHO財政支援の動きは、流行性疾患や病気に対する国際的な調整を図る役目を果たすはずのこの国連機関を事実上、乗っ取る行為に当たる。


 つまり、選挙で選ばれたこともない私的個人のビル・ゲイツが、私的な民間組織であるWEFと連携しながら、いまや公的な国際機関WHOを事実上、乗っ取って、自分たちの私的利益のために利用しようとしているわけです。
 だとすると、テドロスWHO事務局長は、ビル・ゲイツの操り人形とも言うべき存在なのではないか。そんな疑いがますます強くなってくるのです。


 ではビル・ゲイツとは何者なのでしょうか。項をあらためて、そのことを考えてみたいと思います。
 ビル・ゲイツと言われても私はマイクロソフト社の共同創業者であり大金持ちだという認識ぐらいしか持っていませんでした。軽井沢に豪華な宏大な別荘を持っているという噂もあり、驚かされました。
 日本政府が最近(2020年4月29日)、ゲイツに旭日大綬章を贈ったことを知り、なぜアメリカ人に日本の勲章をやるのかと不審に思いましたが、「世界的な技術革新とグローバルヘルスの進歩に対する貢献」がその理由だそうです。
 では、その「グローバルヘルスの進歩に対する貢献」とはいかなるものなのでしょうか。それを調べてみると、ゲイツは世界の住民にたいする健康を増進させるどころか、人口削減を提唱している人物であることを知り、二度ビックリでした。
 それと同時に「ID2020」という計画を強力に推進しようとしている人物であることも分かってきました。すなわち世界中のひとびとにデジタル化された身分証明書IDをもたせるという運動です。それを2020年から開始するというのです。
 このID2020という運動とワクチンがどのように関係するのかは、あとで項を改めて説明することにして、ここでは、まずビル・ゲイツと人口削減計画について私が調べて分かったことを次に報告します。


 ビル・ゲイツを「グローバルヘルスの進歩に対する貢献」という観点で見ると、まず思い浮かぶのがGAVIアライアンス(GAVI, the Vaccine Alliance)です。
 この団体は、既に上で見たように、WHOを財政的に支える、「ビル&メリンダ・ゲ9ツ財団」グループのひとつでした。
 この団体は「ワクチンと予防接種のための世界同盟」(GAVI:Global Alliance for Vaccines and Immunization」が旧名ですが、今は略して「GAVIアライアンス」(GAVI, the Vaccine Alliance)と呼ばれています。
 立て前は「子どもの予防接種プログラムの拡大を通じて、世界の子どもの命を救い、人々の健康を守る」ことを使命としたアライアンス(同盟)ですが、調べてみると、やっていることは、それと真逆だったので、これまた驚きの連続でした。
 というのは、ロバート・ケネディ・ジュニアがビル・ゲイツの悪行を暴露し、「ビル・ゲイツと人口削減計画」について調査するよう、アメリカ政府に要求する請願署名運動を始めていたことを知り、驚愕してしまったからです。
 ロバート・F・ケネディ・ジュニアといえば、ケネディ(JFK)が大統領だったときの司法長官であったRFK(ロバートFケネディ)を父親とする人物です。RFKは、大統領予備選挙の最中に暗殺されたことでも有名です。
 JFKが暗殺されたことはあまりに有名ですから、これを知らないひとは誰も知らないひとはいないでしょうが、RFKが同じように暗殺されたことを知らない日本人(とくに若者)は意外に多いのではないでしょうか。
 そのようなRFKを父に持つロバート・F・ケネディ・ジュニアは、今は子どもの権利擁護者であり、弁護士としてワクチン接種反対運動の先頭に立っていることを、恥ずかしながら私は最近になって初めて知ったのでした。
 そのRFKジュニアは、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団の医療過誤と人道に対する犯罪の調査」を求める次のような請願書を出し、ホワイトハウスに送っています。

“We Call For Investigations Into The ‘Bill & Melinda Gates Foundation’ For Medical Malpractice & Crimes Against Humanity”
https://petitions.whitehouse.gov/petition/we-call-investigations-bill-melinda-gates-foundation-medical-malpractice-crimes-against-humanity

 では上記の請願書には何が書いてあったのでしょうか。それを以下に引用します。

「COVID-19パンデミック」を取り巻く出来事を見ていると、さまざまな疑問が未だに解けないままです。2019年10月18日、中国の武漢でグラウンドゼロが宣言されるわずか数週間前に、2つの大きなイベントが行われました。一つは「イベント201」であり、もう一つは武漢郊外で開催された「世界軍事オリンピック」です。それ以来、ワクチン&ウイルス追跡のための世界的推進が開始されました。
 この先頭に立っているのはビル・ゲイツであり、彼は、ワクチン接種によって「人口増加を10~15%減らす」ことに関心を持っていることを公に表明しています。ゲイツ、ユニセフ、WHOは、破傷風ワクチンに隠されたHCG抗原を使用することによってケニアの子どもたちを意図的に不妊化させたことで、すでに信憑性のある告発を受けています。
 徹底した公的な調査が完了するまで、議会と他のすべての統治機関は、義務を怠っていることになります。


 ではビル・ゲイツは、ケニア以外でも、どのような行動をとっていたのでしょうか。それを批評家ピーター・ケーニッヒは次のように説明しています。少し長いのですが以下に引用します。
*Bill Gates and the Depopulation Agenda. Robert F. Kennedy Junior Calls for an Investigation
https://www.globalresearch.ca/bill-gates-and-the-depopulation-agenda-robert-f-kennedy-junior-calls-for-an-investigation/5710021https://www.globalresearch.ca/bill-gates-and-the-depopulation-agenda-robert-f-kennedy-junior-calls-for-an-investigation/5710021
(出典は上記の通りですが、以下は私の翻訳です)

 ビル・ゲイツと彼の財団であるビル&メリンダ・ゲイツ財団(BMGF)は、20年以上にわたり、アフリカやアジアを中心とした貧しい国々で、何百万人もの子どもたちにワクチンを接種してきた。
 彼らのワクチン接種プログラムのほとんどは悲惨な結果をもたらし、まさに病気を引き起こし(例えばインドではポリオ)、若い女性を不妊にした(ケニアでは改変された破傷風ワクチンを使用)。多くの子どもたちが死亡した。
 これらのプログラムの多くは、WHOと、そう、UNICEF(the UN Agency responsible for the Protection of Children)の支援を受けて実施された。
 これらのワクチン接種キャンペーンのほとんどは、子どもたち、保護者、後見人、教師のインフォームド・コンセンサスなしに、また、政府当局のインフォームド・コンセンサスなしに、あるいは偽造コンセンサスすらなく実施された。その余波で、ゲイツ財団は世界中の政府、ケニア、インド、フィリピンなどから訴えられた。
 ビル・ゲイツは自分自身に奇妙なイメージを持っている。彼は自分自身を、ワクチン接種を通じて、すなわち人口削減を通じて、世界を救う救世主だと思っている。
 2010年のロックフェラー報告書が発表された頃、ビル・ゲイツはカリフォルニアで開催されたTEDショー「ゼロへの革新」でエネルギーの利用について語っている。
 彼はこのTEDのプレゼンテーションを使って、彼のワクチン接種プログラムを宣伝し、文字どおり「もし我々が本当に良い仕事をしていれば、子どもたちにワクチンを接種することで、世界の人口を10%から15%、減らすことができる」と言っている。
https://www.youtube.com/watch?v=JaF-fq2Zn7I
 これはまるで優生学のように聞こえる。
 上記Youtubeビデオの最初の4分30秒「ビル・ゲイツと彼の破滅的なワクチン接種プログラム」が、そのすべてを教えてくれる。



 これを読めば、いま世界中で繰り広げられている「ワクチンを求めるコロナ騒動」がいかに危険なものかが分かっていただけると思います。
 ビル・ゲイツは上記のTEDショー「ゼロへの革新」で、温暖化する地球を救うためには人口削減が必要であり、「子どもたちにワクチンを接種することで、世界人口の10%から15%をらすことができる」と言っているのです。
 何と恐ろしいことにワクチンはひとを救うためではなくひとを殺す(人口削減)ためだったのです!
 しかし人口を削減するためにはワクチンを全員に強制接種する必要はありません。その証拠に日本を初めとするいわゆる先進国は人口が減り、減った労働力を補うために発展途上国から移民労働者を必要としているのです。
 しかも移民労働者は低賃金で働かせることが可能ですから企業にとっては大助かりです。ですから日本政府も日本人の子どもを増やす政策をとるのではなく、いわゆる「技能労働者」にたいする縛りを緩和し、いかに彼らを「輸入」しやすくするかにエネルギーを注いできました。
 ビル・ゲイツにとっては、アフリカを初めとする発展途上国では人口が増えるばかりだから、その子どもたちを救うという口実で、ワクチンを貧しい国で強制接種したのかも知れません。
 が、貧しい国の人口を減らしたければ、その発展途上国を豊かにしさえすればよいのです。先進国が、その貧しい国に眠っている豊かな資源を略奪するのではなく、彼ら自身がその資源を使って豊かな国にすれば、そして誰でもが大学に行けるようになれば、その国も自然と産児制限が行き届き、適正な人口規模になるでしょう。
 しかしビル・ゲイツのような大金持ちにとっては、「ノアの方舟」のように、神に認められた一部のエリートだけが救われ、残りは死んでくれた方がよいのかもしれません。それが最近とくに言われるようになった「コロナ後の世界」「グレイト・リセット」ではないでしょうか。

サルバドール・アジェンデ            ニクソン大統領補佐官のキッシンジャーと握手するピノチェト将軍
アジェンデ大統領 ピノチェト将軍



 つまり、WEF(世界経済フォーラム)に集う世界のひとにぎりのひとたち、世界の特権階級のひとたちにとっては、コロナ騒ぎが収まってくれては困るのです。さもなければ、コロナの恐怖に脅えて、皆が「早くワクチンを接種してくれ!」と叫び出すようにならないからです。そのためにはどうしても感染者を増やさなくてはなりません。
 だからこそPCR検査が必要なわけです。感染していなくても発症していなくても、PCR検査で陽性になりさえすれば、「感染が拡大した!」と大騒ぎして、ひとびとを恐怖に追い込んでワクチンを強制接種することが可能になるからです。
 巨大製薬会社にとっては、こんなに美味しいことはありません。わざわざ自分たちが国民にセールス活動をしなくても、世界各国が税金でワクチンを買ってくれるわけですし、おまけにワクチンの副作用で死者が出ようが障害者が出ようが裁判沙汰になることはありません。
 そんな場合は、その後始末は国がしてくれることになっているからです。巨大製薬会社には、損害賠償の心配はいっさい必要ないのです。いっさいを「公設民営化し、「儲け」は企業に、「損害」は国民に。これが新しい経営方式であり、資本主義経済の大改革「グレイト・リセット」なのです。
 これを国民に受け入れさせるためには、何か大きな惨事・大きなショックが必要です。これが、ナオミ・クラインの言う「ショックドクトリン」であり、「惨事便乗型資本主義」の典型とも言えるものです。そして、その大きなショックとして考え出されたのが、コロナ騒動ではなかったのか。私にはそう思えてなりません。
 ナオミ・クラインは名著『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』
上下2巻(岩波書店)のなかで、その例をいろいろ挙げているのですが、その一例としてあげられているのが、チリのアジェンデ政権を軍事クーデターで倒したピノチェト将軍の軍事独裁による極端な新自由主義経済です。
 しかし、この「グレイト・リセット」は一時的にチリの経済を活性化したように見えましたが、市民の自由は極端に抑圧され貧富の格差は拡大する一方でした。まるで現在のロックダウンを地でいったようになものでした。ですから結局は、チリ経済は停滞し、いまだにその後遺症から抜け出すことができていません。
 ちなみに、アジェンデ政権は民主的な選挙で実現した世界史上で初めての社会主義政権でしたが、アメリカは医学博士号をもつサルバドール・アジェンデがチリの政権を担うことに我慢ができませんでした。そこでCIAを使い、ピノチェト将軍を使って軍事クーデターを企てたわけです。

 このあとで項を改めて、「ID2020」および「グレイト・リセット」のもっと深い内容について述べるつもりだったのですが、もう十分に長くなってきましたので、今回は、ここで打ち止めとさせていただきます。

<註1> 
 上ではしばしば『アジア記者クラブ通信』(325号28頁)から引用しましたが、これは下記の原文を訳したものです。
*Can We Trust the WHO? By F. William Engdahl
https://www.globalresearch.ca/can-we-trust-who/5708576
 ただし『アジア記者クラブ通信』325号は今では入手が困難です。しかし幸いなことにその別訳が「WHOは信頼できるのか」と題して、下記の『寺島メソッド翻訳NEWS』に掲載されています。
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-231.html

<註2>
 チリのアジェンデ政権は民主的な選挙で実現した世界史上で初めての社会主義政権でした。しかしアメリカは医学博士号をもつサルバドール・アジェンデがチリの政権を担うことに我慢ができませんでした。そこでCIAを使い、ピノチェト将軍を使って軍事クーデターを企てたわけです。
 アメリカは、その一方で、チリの経済を混乱させ、チリ国民に絶望感を抱かせ、それを口実に軍が動くよう仕向けるという工作も推進しました。現在のベネズエラを見るような経済撹乱、政情の不安定化工作でした。そしてクーデターが成功した後は、反対派を徹底的に弾圧し、ドイツから逃れてきたナチスの残党に拷問を任せました。
 これは「グレイト・リセット」の残虐な一面です。


関連記事
スポンサーサイト



検索フォーム
プロフィール

狐狸庵居士(田舎の国立大学を2010年に定年退職)

Author:狐狸庵居士(田舎の国立大学を2010年に定年退職)

リンク
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
RSSリンクの表示
QRコード
QR